モデリングの修練 ロボ初号

 

こんにちは。おひさしぶりの投稿です。

 

以前にblenderにはスカルプトという粘土造形のような機能に触れました。

 

simsims.hatenadiary.jp

 

このスカルプトは曲線的な形や、凹凸などの質感を表現するのに優れています。

けれども情報量が多いというか、ものすごい小さい四角形(三角形)で作られたものなので、これをアニメのように動かすの無理だったりします。

 

なので、スカルプトで作ったオブジェクトを、大きめの四角で構築しなおす必要があるのです。その作業をリトロポジーと言うらしいです。

 

ちょっと張り子を作るのに似ている気がします。

face

 

銀色の顔がスカルプトモデル、青い仮面みたいのがリトロポジー作業中のモデルです。

この青い四角で全て覆えると、銀色のより情報が軽いモデルができあがり、アニメーションの時に動かしやすくなるのです。

 

 

で、この軽いモデルを作るのには、いろんなやり方があるんですよ。

人の顔に限定すると、上記のようなスカルプトモデルからリトロポジーという方法。

 

 

 

 

 

face

こんな感じに正方形に四角面(三角面)を増やしていって、顔に近づけていく方法。

なんとなく、彫刻を作る感覚に似てるかな??(いや…違うか??)

 

 

 

 

face

見づらいのですが、クレアの向かって右目と右頬に黒い線があります。

作りたいモデルの写真を下絵にして、絵を描くようにアウトラインを引くのです。

横顔も写真があれば線を引きますが、無い場合は正面の顔のパーツの位置を頼りに、想像で描きます。

正面の線と横顔の線を基にして、顔の凹凸を考えながら四角形(三角形)で、上のリトロポジーのように顔を作っていく方法です。

 

ちょっぴり提灯を作る方法に似てる気がします。

 

 

 

他にもやり方はあるかと思いますが、大きくはこの三つかなぁ。

まあ…3DCGに興味が無いと、なんのこっちゃ??という感じですよね。

いずれにしても、物の立体構造を理解していないと、難しいってことなのです。

 

 

人によって得意な方法があるみたいですが、まだまだ始めたばかりの私としては、

二番目の正方形から面を増やしていく方法が、どんなモデルにも対応できるのでは???と感じたわけです。

 

なので、スカルプトと並行して、正方形からモデルを作っていく方法も練習しよう!と思ったのですね。

 

 

というわけで、長い前置きが終わりまして。

モデリングの練習のため、正方形から作りやすそうに思える、ロボットを作ります。

ほにゃらら軍のモビルスーツ的な…。

 

 

カフェロボ00

 

まずはざざっと作った初号、0号です。

今回は約一時間で、背景も含めてここまでできました。

遅!!

いや、この空に浮かんでるみたいな背景がちょっと難しかったんです。

まだまだ背景なんて必要ないんですけど、空に浮かんでる感じってテンションがあがるじゃないですか。

 

 

ということで、今後はこのしょぼロボを、少しずつバージョンアップしていきつつ、いろいろとモデリングの勉強をしたいな、と思っています。

 

あと、バイオ8のDLCもプレイしたら、ネタバレしない程度に感想を書くかもです。

それではまた~~。