こんにちは。
本日も3DCGです。
以前より思い描いているものに、より近いものが作れるようになっていて、ぐんぐん楽しくなっています。
とかいいつつ、ものすごく初歩の初歩で躓いていたりしますが。
3DCGで作業する時、物体の事を「オブジェクト」と言います。
ゲームでも家具とか、木や岩のことを「オブジェクト」とか言ったりしますよね(よね?) 「このオブジェクトが邪魔で…」とか「このオブジェクトを破壊する」とか。
そのオブジェクトの質感を「マテリアル」って言うんです。
「マテリアル」の設定では、色はもちろんのこと、金属っぽいとか、光沢とか…いろいろ設定できます。以前の記事のなんちゃって凹凸も「マテリアル」です。
で、その「マテリアル」の設定で「サブサーフェスカラー」というのがあるんです。
「サブサーフェスカラー」とはざっくり言うと
「手のひらを太陽に透かしてみれば、真っ赤に流れる僕の血潮」です。
人の肌とか…他は何でしょう?思いつかないけど、琥珀とか?大理石とか?
「光が半透明な物体の表面を透過し、内部で散乱した後に表面から出て行くメカニズムのこと」とwikiにはありました。そういう事らしいです。
これね…知ってたんです。ずっと設定はしていたんですよ。人の肌なのでサブサーフェスカラーは赤でしょ?と。
でも変わり映えがしなくって、なんでかなぁ…と思ってたんです。
原因がわかりました。どのくらい「サブサーフェスカラー」を適用するかの数値を「0」にしてました。
こんな「電源は入っていますか?」みたいな失敗をするなんて…。
何をやっているのやら。
こちららが「サブサーフェスカラー」を乗せたバージョンです。
ついでにHDRIを使って灯りも自然にしてみました。
なんだか「血が通った」感じがしませんか?
サブサーフェスカラーの赤が効いてるので、ベースの肌のとして描いた色が、悪目立ちしているかな。
そうそう、首周りだけですが、服も着てもらいました。
こちらは凹凸をあまり強くしてないので、スムースニットやカットソーみたいですね。
こちらは、服の凹凸を強めたので、リブニットみたいに見えるかと。
この布の「マテリアル」もフリーの素材です。
すごい便利な世の中です。
手軽に利用できてしまうだけでなく、どんな風に作られているかもわかるんですから、ありがたいことです。
もともと無表情で作ってるので、いきいきした感じは出にくいのですが、最初の画像よりは、石膏のようなマネキン感は減ったように思うんです。
あとは唇の彩色をもっと血の通った感じにするとか。
髪も別の方法で作りこんだら、どうかだろうか…など考えているところです。
ちょこっとずつですが新しいことを覚えて、いろいろ作れるようになりたいなぁ。