夏だけど雪山に行ってきました アンティルドーン

 

 

こんにちは。またまた更新が空いてしまいました。

本日はホラーゲームです。

 

ちょっと前まで「THE QUARRY~悪夢のサマーキャンプ」をyoutubeゲーム動画で、よく見かけてました。

 

 

サマーキャンプでキャンプリーダーを務めた若者が、ひょんなことからあと一晩だけ、キャンプ場に滞在することになり、悪夢に巻き込まれるというストーリーです。

2022年6月に発売されたばかりのゲームですね。

シナリオ選択ゲームというのでしょうか? プレーヤーの選択で未来が変わるという「LIFE IS STRANGE」系のゲームです。

 

 

プレイしてみたいなーと思ったのですが、このゲームには前作があるんです。

 

ストーリーに繋がりがあるのか??クアリーをプレイしてないのでわかりません。

2015年発売のゲームで、冬の雪山で若者たちが惨劇に巻き込まれる設定です。序盤だけプレイしてその後放置してました。

クアリーをプレイするなら、7年前に出てるこちらを先に片付けないと、と思いまして、先日プレイ再開してみました。

 

 

 

 

あらすじ

 

雪の山荘に集まった8人の若者たちは、次々と「何か」に襲われる。

若者たちは、一年前にも同じメンバーでこのブラックウッドの山荘を訪れていた。

ただしその時は、現在行方不明のハンナとベスという双子の姉妹も一緒だった。

 

ハンナは仲間の仕掛けた「心無いいたずら」に傷つき、山荘を飛び出してしまう。ベスはハンナになんとか追いついたが、二人は「何か」に襲われ崖下に転落、そのまま行方不明となってしまったのだ。

 

一年後、ハンナとベスの兄であるジョッシュは「妹たちに僕らは元気だし、君たちのことを忘れてない、と示したい」と仲間を山荘に呼び寄せた。

楽しい休暇になるはずだったが、雪山には彼ら以外の「何か」がいたのだった…。

 

 

 

 

登場人物

 

ジョッシュ ハンナとベスの兄 山の持ち主であるワシントン氏の息子

サム(サマンサ) ハンナの大親

クリス ジョッシュの親友 アシュリーが好き 

アシュリー クリスが好き

ジェス(ジェシカ) スクールクイーン マイクの恋人

マイク ジェスの恋人 去年はエミリーと付き合っていた

エミリー マイクの元カノ 今はマットと付き合っている

マット エミリーの恋人

 

ハンナ 仲間のいたずらにショックを受けて山荘を飛び出す。

ベス ハンナを追って雪山に行く。ハンナと共に昨年の冬から行方不明。

謎の男 ブラックウッドの廃墟周辺をうろついている。

 

一年前の夜、最低ないたずら(?)をしかけた5人は、マイク マット ジェス エミリー アシュリー

ジョッシュとクリスは酔いつぶれ、ベスはキッチンに。サムはハンナを探しに向かって入違ってしまいました。

 

 

 

ゲームのシステム

 

ゲームではハンナ以外の全ての若者を操作します。

会話の中での選択肢は、概ね「思ったことを強く発言する」か「諭すor受け流す」になっていると思われます。

探索時の選択肢は「リスクがあるが早い」か「安全だが時間がかかる」に分かれてるかな?

選択肢と時折発生するエイムは、コントローラー本体を動かす仕様で大変やり辛かったです。が、クリア後に設定で変えられると知りました。

QTEの判定はけっこうシビア。あと「動くな」の指示があるのですが、これはコントローラーを持ってたらアウトなくらい厳しかったです。

 

選択とQTEを繰り返し、山荘に集まった若者たちを一人でも多く生還させるのが目的です。

 

 

キャラクター登場時に 名前と特質、他キャラとの簡単な関連などが表示されます。

 

アンティルドーン

 

拾得物やキャラごとのステータス的なものを確認できる画面では

「誠実・寛容・ムードメーカー・勇敢・ロマンティック・好奇心旺盛」

以上6つのの性格づけがあり、プレーヤーの選択によって数値が上がったり下がったりします。

お互いの親密度的な数値もありました。

 

 

 

アイテム

 

拾えるアイテムはキャラが手にして探索時に使用します。

拾えないアイテムは「手がかり」となります。手がかりは「双子」「謎の男」「1952年」の3つと「トーテム」です。

 

「トーテム」を確認すると、これから「起きるかもしれない事」の映像が見られます。

トーテムから得られる予言は、色によって意味合いが違います。

黒:死(自分の)黄:導き(選択のヒント) 茶:悲劇(周囲の人の死) 赤:警告 (危険の知らせ)白:幸運

みっじかい映像なので、何が起こってるのかちょっとわかりにくいです。

 

手がかりの「双子」というのは昨年から行方不明になってる姉妹についてのもの。

「謎の男」は山荘付近や雪山、ブラックウッドの廃れた施設に時々姿を現す男の情報。

「1952年」はその年にブラックウッドで起きた事件の情報。

 

昔と去年と現在の手がかりを繋ぎ合わせていくと、ブラックウッドの謎が明らかになっていく、という仕組みのようです。たぶん。

 

 

 

 

 

姉妹が行方不明になったのは雪山で迷った(襲われたことは誰も知らない)せいですが、そのきっかけは仲間のいたずらでした。

だというのにたった一年後、いくら兄の誘いでも、のこのこ山荘に来るもんですかね。いや来ないとゲーム始まらないんですけども。

ゲーム内のキャラの心情はともかく、プレーヤーとしては「兄が何か企んでいるのでは?」と警戒しつつゲームを進めることになります。

 

そうでなくても、一冬を一緒に過ごす予定だった仲間が消えた土地で、消えた姉妹を探索するならまだしも、愉快に過ごそうという発想…理解できないです。

 

 

アンティルドーン 中央 行方不明になったベス

 

 

さらに集まった若者どもは、去年の事件について自責の念が無い。

いや、ちょっと引っかかってる人もいるみたいだけど、でも基本的には「勝手に山荘を飛び出したのは二人だし~」というスタンスです。胸が悪くなる。

そんなわけなので、プレーヤーとしては、若者たちを「助けなきゃ」という意識が低くなりまして(←ひどい)

QTEが失敗しても、そんなに落ち込まなかったです。

 

 

 

 

個性的なキャラクター

 

キャラが強烈です。映画やドラマで見るアメリカの学生ってこうだよね~~って感じです。

深刻な場面で敢えて茶化しやジョークを入れるのは、アメリカではよくあることっぽいですが、多すぎて鬱陶しい。キャラを軽蔑したくなる。

B級ホラー映画を見てる感覚に近いので、アクションゲームが苦手な人は良いかもしれないです。

でも初期設定のままだとアクション苦手な人は、確実にキャラを助けられないかもしれないけど。

 

で、キャラの個性と、先に書いた「誠実・寛容・ムードメーカー・勇敢・ロマンティック・好奇心旺盛」の性質が、ゲームの分岐に影響してるのかは、わからないのですよね。

例えばサムの特徴は「冒険家」ですが、選択の時に「リスクがあるけど早い」を選んだ後のQTEの成功率が上がるとか、そういう仕様があるのか無いのか…???

プレイした感じでは無いと思うのですが、せっかくの個性あるキャラなので、性格が選択に影響して、それがうまくいったか失敗したかがプレイヤーにも分かったら面白そうですよね。

 

 

 

周回はきついけど 謎が気になる

 

そうそう。もう一人登場人物というか、ストーリーテラー的な男がいます。

カウンセラーなのかな?チャプターごとにプレーヤーはこの男性と対峙し、彼の質問に答えます。ここの答えが、ストーリーの分岐に影響するってことは無いとは思いますが、こちら側の気持ちを揺さぶってきます。

 

 

アンティルドーン

 

誰を信じ、誰を疑い、何を恐れ、何に委ねるのか。試されてる気にもなります。

ブラッドクウッドでの惨劇が起きるごとに、彼のオフィスに変化があるのも面白いとところです。

 

 

長い会話ムービー→選択→会話ムービーという流れなので、二周目の時に必要のないムービーはいらないのですが、スキップ機能が無いんですね。これはつらい。

選択肢の後のムービーは、Aを選ぶ時とBを選ぶ時では、セリフとか流れも変わるので仕方ないけど、明らかにゲームの分岐にいらないムービーはスキップさせてほしかった。

これのせいで、二周目はやる気が失せちゃいました。

 

ところが、「手がかり」を拾いきれてないと、若者たちを襲った悲劇の正体はなんだったのか、もやっとしかわからないんです。

「何か」は何だったのかはわかるんですけど、その「何か」がなぜブラックウッドにいるのか、何が目的なのかとか、そのあたりが謎に包まれてしまうんですね。

 

 

 

 

見ても面白いけど、やっぱりプレイが面白い

 

私は二人だけしか生存できませんでした。

なので、全員生存の配信を見たり、各キャラに設定された死亡シーンを見てみました。

死亡シーンとか書くと悪趣味ですけども。

 

そんなわけで、また未プレイの方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

256通りの結末があるらしいので!

 

それではまた。ぼちぼち更新します。