バイオハザード ヴェンデッタ ただただアクションを楽しもう

 

こんにちは。あと数日で8月ですね。

夏と言えば怪談!と思いまして、何かホラー系の映画でも…と思ったのですが、バイオハザードの最後のCG映画見てなかったので、見てみました。

 

 

 

 

 

2017年公開です。

時系列的には「バイオハザード6」の後だそうです。

バイオハザード7」の主人公は、シリーズ初登場のイーサン・ウィンターズという一般人なので、バイオハザードのゲーム的には6で一旦区切りというか、仕切り直しのように感じます。

 

 

6はシナリオが4本あります

レオン編 クリス編 ジェイク編 エイダ編 

私はレオン編までプレイしました。

アクションやシューティング的には面白いんですよね。でも全然ホラーじゃなくなってる。ストーリーもムービーも映画みたいで見応えあり!でも全くもってホラーじゃなくなってるんです。

しかもレオン編ではパートナーの…あ、ゲームの感想じゃなかったでした。

 

まあとにかく、この6は中国が舞台。映画はここで大きなバイオテロと戦った、レオンやクリスたちの1年後の2014年のお話ですね。

 

 

あらすじ ネタバレ感想

 

 

クリスは生物兵器を扱う武器商人・グレンに捕らえられた人質の救出に向かう。救出は叶わす、グレンは「うちの生物兵器の売りは『味方と敵が区別できること』だ」と言い放ち姿を消す。

その後、全米各地で死者が蘇って暴徒と化す事件が発生。かつてSTARSに所属していたレベッカは大学教授になっていて、このゾンビ化の原因となる新ウィルスを突き止めていた。

レベッカはワクチンを作成するが、大学はバイオテロに襲われる。研究所は破壊され大勢が亡くなったものの、レベッカはクリスによって救出された。

レベッカによれば新ウィルスのDNA配列は「プラーガ」に近いらしく、更なる情報を求め、クリスとレベッカは「プラーガ」に詳しい(のかな?)レオンを訪ねるが…。

 

 

 

映像の美麗さは文句なし

 

2017年の映像技術なのでかなり綺麗です。髪、肌、服、硬質のもの、柔らかいもの、質感はかなりリアリティがありました。

まあ、実写と思った!ってほどでもないのですが、ただ敢えてCG感を残してるのじゃないかと思います。

やっぱりバイオハザードは、クリスやレオンというキャラクターに人気があるので、必要以上に実写に近くするのは違和感というか、ファンの支持を得られないんじゃないかな。

 

 

華麗なアクションはわかったけどもさ

 

アクションもかっこいいです。体術と拳銃さばきとか、とにかくかっこいい。

レオン素敵!クリス強い!すごい! うん。

もうね、バイオのシリーズではよく言われてるけど、クリス、レオン、あんたらこそ人間じゃないよね??という極めつけのアクションです。

 

彼らは狂人強靭な体と、毎回宝くじの一等に当たるぐらいの運と、無限弾の武器を常に携帯しているスーパーマンでした。

1時間11分あたりからのアクションは見応えがあり、実際にラクーンやアフリカでもこうやって戦い抜いて生き延びたんだろうな…って思える…かも。

というか、あのアクションをゲームで出来たら爽快感あるだろうなぁ。ボタン連打になるから私にはできないけど。

 

でもさ!でもよ! それにしたって無傷すぎるし、無敵すぎるし、それ以上に破壊しすぎ!

街やらビルやら道路やら車やら…壊しすぎじゃ…。

この時点で、街では新ウィルスに感染したと思われる人々によって、騒ぎは起きていましたが、だからといってねぇ。

そのあたりを気にしなければ、いや気になるんだけども! アクションはかっこいいです。

 

バイオハザード ヴェンデッタ

 

 

 

 

あと付け加えるなら、特殊部隊?クリスの部下がポンコツすぎる。

開始の12分くらいまでは、多分ホラー感を存分に出したかったんだと思うけど。

人質救出の特殊部隊ですよ。あれなら地元の警察のほうが優秀なんじゃないか?というくらいポンコツです。これはバイオシリーズ見慣れてる人ほど、ありえないって思うでしょうね。残念ポイントです。

 

 

 

新ウィルスがよくわからなかった

 

映画では新ウィルスの感染経路や発症条件を語るシーンがあります。面白い設定です。

でも、「プラーガ」との関連や「味方と敵が区別できる」というあたりはほぼノータッチ。しかも本当に区別できてるのかも疑問。

そして、ワクチンを投与(?)すると、びっくりするほど治りが早い。その治癒力が既に生物兵器の細胞増殖力ですよね?という感じです。

ウィルスに感染してワクチンによって復活したのは、RE2のシェリー RE3のジルがいます。二人はゲーム内でも休息をとっている時間が当てられてるので、ワクチン効いた感があるんですけどね。

この映画のワクチンが…ファンタジーすぎる。

 

 

 

映画だけど映画ではない

 

バイオハザードのCG映画を3本見て思ったことは、これは映画だけど映画ではないってことです。

あくまでゲームをプレイしたファンの為のもので、初見の人がわからないのでは?なんていうのは二の次。プレイヤーと共に戦い抜いたあの愛すべきキャラたちが、ゲームでは描かれない時間軸で、どんなバイオテロと戦っていたのか、どんな葛藤があったのか。ファンの妄想を形にしたものなんだと思うわけです。

 

 

 

 

バイオハザード ヴェンデッタ

 

またまた文句をつけているような感想になりましたけど。

ゾンビや飛び散る血、銃撃や暴力の映像に耐えられるなら、先に書いた後半のアクションは見て欲しいなぁ、と思います。

 

 

 

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