ウェイン・リーに哀愁を感じるバイオRE2

 

本日はバイオハザードRE2の感想と考察的な…書き散らしです。

 

 

 

1998年に発売された「バイオハザード2」のリメイクですね。

オリジナルはレオンもクレアもラスボス戦までは行けたと思う。でも細かいストーリーは覚えてません。

2はカメラ固定のラジコン操作でしたが、RE2はビハインドビューになりました。

ラジコン操作も別の恐怖感があって好きですけど、ビハインドビューのほうが操作はしやすいので、よかったです。

CGもさっすが!綺麗ですね。

 

 

 

レオン・S・ケネディ

CGは綺麗なんだけど顔が…

 

映像は綺麗なんですけどねぇ。キャラのデザインが~~。

RE2の発売は2019年、ナンバリングは7まで出てて、CG映画も3本出てる。

そんな中でレオンが…え?なんかちょっと…。 どっちかというとヴェロニカのスティーブじゃ…と思ったのは私だけかな。

この人が成熟すると、4や6の端正な顔立ちになるんでしょうか。

クレアも髪や目がダークブラウンのほうが良かったのになー。クリスと兄妹に見えないし、ヴェロニカのクレアが可愛いと思っていた私は、軽くショックでした。

あとクレアは口が悪すぎる。勝気な性格を表現したかったのかもだけど、品が無い!そこも残念だったです。

 

 

 

 

バイオハザードRE2 警察署

 

レオンとクレアの絡みが残念

 

確かオリジナルではレオンの行動がクレアに影響する…とかあった記憶なんですよね。

例えばレオンが扉を壊したからクレアが通れるとか、レオンがアイテムを取らなかったからクレアが使えるとか…。ありませんでしたっけ?

 

ちょっとあったような気がしてるんですけど、とりあえずRE2には無いんですよね。そういう仕掛けって、今の技術ならできると思うんですけど、どうなんでしょう?

なんならレオンもクレアも裏編はメダル集めはしないで、署内のゾンビやクリーチャーを倒しつつ、パンデミック後の警察の対応とかSTARSメンバーの行方とか、裏設定的な情報を、もっと得られるとかがよかったなぁ。

で、表のキャラが地下施設から警察署に戻った時に、入れ違いで裏キャラが地下施設に行けるとか…。

レオンとクレアが実際に会えなくてもいいので、表の行動が裏に影響する流れは欲しかったなぁと思いました。

 

とはいえ、これはオリジナルにはあったのに…というがっかりなだけなので、RE2のレオンクレア編それぞれの裏編は、十分に楽しかったです。

 

 

 

ゾンビがしぶとい

 

バイオのナンバリングは5以外はプレイしてますが、ゾンビがしぶとい!

顔を撃っても頭を打っても死なない(もともと死んでるんだけど) 倒れてもしばらくするとのそっと起きあがり、後ろから襲ってくる。あんた死んだんじゃなかったの??となる。

頭を数回撃つと、頭蓋が割れた感がある時と無い時があるんですよね。あれはどういう判定なんだろうか…。絶妙なタイミングでふらつくのも止めてほしい。

このゾンビのしぶとさは、じわじわっ…と弾が尽きるかも…生き残れないかも…と思わせるのに十分でした。

 

 

 

タイラントの足音

 

ヘッドフォンを使っていないせいなのか、タイラントの足音は聞こえるのですが、来る方向が分からない。近くにいるのはわかっても、どこから来るかわからないのです。

これが怖いといえば怖いのですが、来る方向が分かることで「逃げ場がない」と判明する場合もあって、恐怖は増すとも思うのだけど。

RE3のネメシスと違って、登場時以外はわりとランダムでやって来るので、安心できるのはセーブルームくらいかな…。リッカーと一緒になったりすると悲しいを通り越して怒りがわく。

 

 

 

 

 

バイオハザードRE2 G戦

 

繰り返す「G」との闘いも同じじゃない

 

RE2・RE3のバイオハザードは、後にラクーンシティ壊滅事件と呼ばれるもので、アンブレラの私設からTウィルスが漏洩したことが原因です。

なのでゾンビはもちろん、登場するクリーチャーはTウィルスによるものがほとんどですが、レオンとクレアが深く関わるのは、新型のGウィルスです。

G成体・G幼体・G第一~第五形態まで登場します。幼体は雑魚、成体はやや強敵、形態はボスです。第四形態はクレアのみ、第五形態は裏編のみの登場です。

 

G生物がどうやって誕生したかや、G形態に何度も出くわす理由とか、よく考えられているなーと。

特にクレアは表でも4回もGと戦いますが、これがただの繰り返しじゃないのが面白いです。相手も強くなってるけど、プレイヤーもそれなりに経験を積んでる(はず!)し、新しい武器も手に入れてるので、違う戦いになってます。

 

個人的には、この「繰り返し同じ敵と戦うのに、戦い方は違う」というのが楽しかった。アクションやシューティングが上手な人は、違った感想を持つかもしれないですね。

 

 

 

体術はいらないけど振りほどきはしたい

 

バイオハザードは4からアクション色が強くなり、体術などでも敵に攻撃できるようになりました。好きな人には楽しい要素ですね。

RE2にはこれはありません。ゾンビに捕まっても何もできなかった…。サブの武器(ナイフ、手りゅう弾、閃光弾)を携帯してると、反撃できるシステム。

アクション性の低さが残念という評価も見たことあります。

 

私はアクションが苦手なので、体術とかはRE2に採用されなくて良かった~と思いました。

グレランぶっ放しておいてなんですが、クレアは一応普通の女子大生なので、ゾンビやクリーチャーを体術で倒すっていうのも…どうかと思うし。

でもゾンビを振りほどくくらいはあっても良かったかも。

 

 

 

 

初めての無限武器

 

私にしてはめずらしく周回プレイをしたゲームです。周回って程でも無いけども。

とりあえず初見は自力でがんばった、アシステッドだけど!

その後、攻略サイトにてラクーン君の場所をチェック、クレア編裏をアシステッドでクリア。レオンの表のエイダパートのラクーン君で「駆除完了」のトロフィーと「無限ナイフ」を手に入れました。

その後、クレア裏でランクAを取得して、無限ハンドガンも入手しました。

 

というのが一年位前??で、今はクレア表をスタンダードでプレイ、せっかく手に入れた無限ナイフと共に、ウィリアムが奈落に落ちてしまったので、やる気が萎えているところです。

 

 

 

周回の楽しさを知る

 

RE2は大まかに、警察署→地下施設→警察署→下水道→研究所(クレアは途中に孤児院がある)と移動します。

オリジナルの記憶はあんまりないんですけど、このシナリオ、良くできてるな~って思いました。

 

そもそも最初の警察署でも、同じ場所を行き来しないとならず、無視したゾンビが次に通る時に仇となることもあり。地下から戻った時などは、窓を塞がなかったばっかりに、通路にゾンビが溢れてたり…。そのうえ即死技ありのクリーチャーや、無敵の追跡者も出現するので、フィールドは同じでも退屈しない。

知らない場所も怖いけど、知っているからこその「行きたくない感」があって、プレイヤーの恐怖心をしっかり突いてきます。

 

いろんな事で苦戦し、結果的に無駄な行動をしてたり、迂回したつもりが敵に出くわしたり…。そんな失敗(?)を周回ではいかそうと、効率的に署内を走り回り、危険な窓は先に塞ぎ、ボス戦対策で弾薬を調整して…と考えるのは楽しかったです。

ランクAが私の精一杯ですけど、周回の楽しさを知ることはできました。

ゲーム上手かったらハードコアとか、楽しいんだろうなぁ。

 

 

 

謎解きはあるけど真相はわからない

 

私がファイルをきちんと集められてないだけかもしれませんが、ゲーム内で拾えるファイルは謎解きに必要な情報が多く、アンブレラの正体やウィルスについての情報は少ない気がしまたが…どうなんでしょうか。

レオンもクレアもRE2では、バイオハザードに遭遇してしまっただけなので、とにかく生き延びることが目的で、この未曾有のパンデミックの真相とかは二の次でよい、ってことなんですかね。

 

 

 

 

個人的に好きなとこ

 

 

研究所にて序盤に、プレーヤーは仮眠室でベッドから手首だけ出てるので、そこからリストタグ(一般職員用)を入手します。

リストバンドにチップが組み込まれていて、職員の等級により入室できる部屋や、ログインできる機器などが制限されてるんですね。

 

ストーリーをすすめていくと、温室の植物(もちろん生物兵器系)を枯れさせる必要が生じます。

 

バイオハザードRE2 研究所

 

このあと、「規定を超える薬液が許可なく散布された これはログに保存されるし、あなたは懲戒処分されるかも」という旨のアナウンスが流れます。

「あなた」というのは、仮眠室の手首の人です。

 

 

その後ゲームが進んで、余裕のある、もしくは隅々まで探索したいプレーヤーは、再び仮眠室に行くことがあります。すると…手首の持ち主とご対面できるんです。

名前は、ウェイン・リーさん。

ネタバレ↓↓

 

 

 

 

 

ウェイン・リーの日記

 

あいつらって同じ研究所の人ですかね。1998年ですから、アジア人への差別も今より激しかったんじゃないでしょうか…。がんばっていたんでしょうね。

しかし、プレーヤーはそのリーさんの志を踏みにじってしまいました。リーさんが懲戒処分をされるかもな操作をしたのです。

まあ、研究所もお終いなので、今更…って感じですが、なんだか気の毒になってしまいました。

とかいって、手記を読む直前にリーさんゾンビをガンガン撃ちましたけど。

 

 

隠し通路を探していた警官・エリオットとか記者のベン、名前しか出ない孤児のトムやオリバーなど、アンブレラによって人生を狂わされたキャラクターたちが登場します。

もちろん、ゾンビもリッカーも犠牲者なんですけど。なんだか悲しいですね。

 

 

 

 

そんなわけで、バイオRE2はけっこう楽しめました。