浅い知識のバイオハザードよもやま妄想 オズウェル・E・スペンサーは傀儡

 

こんにちは。今回はバイオハザードRE2とRE3をプレイして、ラクーン消滅事件までの事を妄想してみます。

バイオハザードはナンバリングの他にもゲームがあるし、実写映画やCG映画などいろいろあって、登場人物も多いし、様々な物語が展開されてます。

全作品を見てはいなので、正史があるのか、どんなものか知らないので、バイオに詳しい方は失笑ものの妄想です。

 

とりあえず創始者のスペンサーについて、考察(というか妄想)です。

 

 

 

スペンサーという人物

 

スペンサーはバイオハザードシリーズにおいて、諸悪の根源である「アンブレラ」を起業した中心人物です。

創始者は オズウェル・E・スペンサー、ジェームズ・マーカス、エドワード・アッシュフォードの3人。

人類の進化を目指していたスペンサーが「始祖ウィルス」を発見し、これを研究に利用するべく、表向きは製薬会社として「アンブレラ」を興したわけです。

 

ところで、進化とスペンサーとなると、実在の人物としてハーバート・スペンサーという学者が出てきます。

ダーウィンの「自然選択説」を「敵者生存」と言い換え、さらに「適者生存」を自然科学だけではなく、社会学でも展開した人物です。

 

このハーバート・スペンサーがモチーフの一つとなり、オズウェル・E・スペンサー(以下スペンサー)がうまれたのかなぁ…と思ったりしてます。

スペンサーはいかなる環境・社会でも優位に生存できる「適者」を自らが作り、その頂点に立つつもりだったんでしょうね。

 

 

オズウェル・E・スペンサー

 

 

いつから「新世界」なるものを構想してたの?

 

バイオは新シリーズが出ると、過去を改変したり「実はこんなことがあって」と、物語を足してきます。

初代のバイオハザードの時は、アンブレラの創始者として名前は出てましたが、「新世界」云々の設定は無かった記憶です。

おそらく映像として初登場したバイオ5で、「神になる」という思想を持たされたんじゃないでしょうか。

 

バイオ8で、1951年・20代半ばのスペンサーは、恣意的な「生物の進化」に興味を持っていることにされています。

でも洋館事件までの40余年、奇妙な館を作り、生物兵器を作り、アンブレラに密着したラクーンシティを作り…。それだけの時間と費用を純粋に「生物の進化」の研究に当てていたら、もっと早く「新世界」が見られたんじゃないですかね。

実世界では96年にクローン羊も誕生してるわけですし。

 

なのでバイオ5において「新世界の~~」とか言い出したスペンサーには、今後のバイオシリーズで何かしらの物語が追加され、補正されるのでは、とか思ってます。

 

 

 

 

スペンサー傀儡説

 

バイオ8では、スペンサーはミランダと師弟関係であった事、そのミランダ自身も「先史者」なる者の影響を受けている?ことが明かされます。

そうなると、バイオハザードシリーズのファンは、先史者とは「ロス・イルミナルドス」に関係するのではないか…と思いますよね。

 

「ロス・イルミナルドス」に関連する「ある組織」が存在するとしたら。

絶対的な支配者であったスペンサーも、あのラモン・サラザール同様、「ある組織」の傀儡だった、ってことになります。

サラザール家からは「プラーガ」を奪取し、スペンサー家からは莫大な財産を引き出し、社会的信用度をフル活用したのでしょう。

 

 

初期費用を投じさせ、BOWによる商売が軌道に乗れば、もうスペンサーは用無しです。

2004年(バイオハザード4)の時点で、ロス・イルミナルドス教団は寄生体「プラーガ」を入手し、ある程度操れるようになっています。

同じ頃、アンブレラは長年にわたる操業停止の裁判に全面敗訴、事実上倒産しています。

その二年後の2006年にスペンサーは殺害されているのです。

「ある組織」にとってスペンサーは沈みゆく船の船長であり、船もろとも沈むべき存在だったのでしょう。

 

 

しかし、持病のせいか卑屈になっていたラモンと、名門貴族で友人もいたスペンサーは違います。

彼をそんなに簡単に懐柔できたのでしょうか?

 

 

 

 

ラモン・サラザール

 

 

 

スペンサーを洗脳した人物は

 

スペンサーが師と仰いだのはミランダですが、彼女は「一人の死者の復活」を願っていました。

ミランダの元を離れたスペンサーが目指した「人類の高次への進化」を、巧みに「生物兵器開発」にすり替えたのは誰なのでしょうか?

もちろんスペンサー自身の考えかもしれません。

優秀な人間を育成する「ウェスカー計画」は、いかにもスペンサーが考えそうな事です。さらにタイラント開発くらいまでは、思いつくかもしれない。

 

けれども、アークレイの洋館で開発されていた数々の生物兵器は、「人類の進化」とはほど遠い気がします。

しかもスペンサーはミランダに送った手紙に、二度の世界大戦を経ても、さらに戦争に向かおうとする人類に失望している趣旨を綴っているのです。

そんな彼が多くの時間と費用をかけ、生物兵器を作り出すのを良しとしたのか、疑問を持たずにはいられません。

 

スペンサーの「人類の進化」のためには「生物兵器」が必須だと、唆し、洗脳した人物がいると思うのです。

私はそれは、エドワード・アシュフォードなのではないかと妄想しています。

 

 

 

アシュフォード家

 

 

エドワードはアシュフォード家の5代目当主です。ヨーロッパにおいて1960年代で5代目というと、それほど古参の貴族ではないかもしれません。

が、初代のヴェロニカ・アシュフォードが古くからの貴族の血縁者であり、ロス・イルミナルドス関連の「ある組織」に所縁があるのでは…?

 

エドワードはアンブレラ創設直後に、ウィルス感染事故で命を落としています。現時点では事故ですが、シリーズ内ではスペンサーによる陰謀と匂わせている感があります。

 

ですが、これは本当に感染事故であり、しかもエドワードは死んでいないのでは…と妄想しちゃいます。

エドワードはバイオシリーズを通して黒幕で、さまざまなことを操っているのではないでしょうか。

 

さすがに寿命は来てるはずですが、なんらかの技術(コールドスリープや若い肉体の入手とか)を用いて、生きながらえていてもおかしくありません。

実際ミランダは100年前から生きていたんですから。

 

ヨーロッパが舞台のバイオ4のリメイク、RE4の発売も来春に控えています。

バイオ7,8もヨーロッパが舞台でしたし、8のラストでもクリスは「BSAA欧州本部に向かう」と明言しています。

流れが欧州に向かってますよね!

 

次回作の9とは言わないまでも、今後のバイオはヴェロニカとアシュフォード家に関わって来るのでは…と思ってるのです。というか、出てきてほしい!という願望があって、黒幕はエドワード・アシュフォードと妄想しています。

 

エドワードというかアシュフォード家そのものかな…なんならヴェロニカその人が、まるで吸血鬼のように不老不死に執着してるとか…。

妄想はつきません。

 

そんなわけで、そのうち「アシュフォード家」を妄想と書き散らすかもしれません。

 

ではまた~。

 

 

 

 

 

にほんブログ村 映画ブログ おすすめ映画へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 ゲームブログ ゲーム感想へ
にほんブログ村